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趣味:ゲームって言いたい!

ゲームばかりしている日々の記録。主にプレイした作品の紹介、感想を書いてます!

「STENS;GATE比翼恋理のだーりん」簡易攻略&感想(前編)

ゲーム感想・レビュー

※「比翼恋理のだーりん」がファンディスクである特性上、「STENS;GATE」本編の重大なネタバレを含みます。


昨年末ごろ?アニメ再放送と思いきや、サプライズ演出で新作「STENS;GATE0」の宣伝とかやってて一時ブーム再燃の雰囲気でしたね。新作は評判みてないけどどうだったんだろう・・・という気持ちは置いといて、
今回は、もっと以前に発売された
「STENS;GATE比翼恋理のだーりん」のプレイ感想です。

◾︎ギャルゲー版「STENS;GATE」

想定科学ADV「STENS;GATE」の本編から派生した世界線で繰り広げられる、恋愛コメディなスピンオフ作品

本編はアニメも好評な超有名作品ですが、本作の評判はというとぶっちゃけ微妙・・・みたいですが、逆に本編のような重厚なシナリオを期待せず気軽にプレイすれば、なんてことないギャルゲーでした。

ただし、完全なファンディスクという立ち位置の作品なため、本編プレイ済みが前提の内容になってますので、そこだけ注意です。



YouTubeより公式のOP参照↓

Xbox360版OP『La*La*La*ラボリューション』


PSP,PS3,PSvita版OP『禁断無敵のだーりん』

このちょっと電波なノリが平気なら、楽しめると思います!(実はサントラでOP曲聴いてて比翼恋理やろってなったんだったり)

〜あらすじ〜


本編オカリンがDメールによる過去改変で辿り着いた、ダイバージェンス3%世界線。
資金難に陥るラボのために新作未来ガジェットが制作され、その完成披露の宴!!という場面からゲームが始まります。

今作の世界線は、

  • 本編にあった絶望的なシリアス要素は皆無(「機関の陰謀」はオカリンの厨二妄想の中だけ、未来はディストピアではない)
  • ゲーム開始時からラボメン8人揃ってる(本編同時期には揃ってない)

という状況。

上記のために、例えば鈴羽は紅莉栖を恨んでいないし、萌郁は敵ではない。他にも、Mrブラウンと萌郁の関係や鈴羽が未来から来た理由など、設定に応じた微妙な改変があります。

それから、この世界線に到達したオカリンの本編進捗状況的に電話レンジ(仮)が未完成であること。そのため放電現象に階下のブラウン管がファクターであることを知らず、四苦八苦する場面も。(本編攻略済プレイヤーがオカリンとの知識量差にやきもきするところですね)


物語冒頭、最大の見所(聴きどころ?)は
日常BGM「Popping steiner」!!
本編を意識させるプロローグ〜から直後、流れる曲が、本編メインテーマ「GATE OF STEINER」のアレンジという嬉しいファンサービス。あんなに深遠で切なさやるせなさを感じる旋律が、こうも変わるとは、驚きです。



ゲーム全体の構成としては、

共通ルート
↓↓↓
各攻略対象ルートに分岐

というシンプルな作り。

シュタゲの売り?である、フォーチュントリガー(携帯電話)によるキャラとのメールのやり取りは健在ですが、まゆりルート以外は分岐に影響しないコンプ要素となっています。トロフィー目的でなければ、攻略目的キャラに注力して返信するとか。

※収集する際は、返信前にクイックセーブ&ロードを繰り返せば簡単です。既読スキップ使用中もメール着信時には止まるので安心。注意点は、"誰かとメール中だと送られてこないメール"があること。周回でメールリストが埋まったものは返信スルーするようにすれば、全て埋まります。

◾︎ルート分岐に関して

基本的には、ある時点(「ダーリンのばかぁ」事件)で明確に且つ簡単に分岐する仕様です
Dメールを送るタイミングにより
YES→aルート
NO→YES→bルート
NO→NO→YES→cルート
・・・みたいな感じなので、目的の攻略対象がいるならセーブ&ロードで分岐先を確かめながら進むといいです。(メールリストを開くと、現在のルートがわかります)

ただしまゆりルートのみ、プロローグ中のメールにフラグが存在。フラグを達していない場合は、ルートに入れません。
とはいえ、まゆりのメールに関してだけは、きちんと内容的に正しいと思われる返信をすれば大丈夫かと。




それでは以下、攻略順に各ルートについて感想です。
ネタバレ多分にアリ。





▼桐生萌郁ルート


オカリンがこの世界線に到達すると、何故かラボメン全員でバンドを結成していた・・・

萌郁ルートはバンドルート。のっけからペルソナ4G(の方が後発ですが)を彷彿とさせるリア充っぷり!
ボーカルは萌郁。(くじ引きらしい)が、当然唄えない
・・・というよくわかんないお話よりもこの世界線での見所は、

本編で救いのない萌郁の救済

だったと思います。

一つ目は、
Mrブラウンと萌郁の関係
萌郁はMrブラウンの知り合いの娘で、今は事情により身元保証人になってるとのこと。本編の歪んだ嘘の"母子関係"から、真っ当な親代りに・・・!
相変わらず詳しくは語られませんが、萌郁自身の過去は本編と大差なく悲惨なもののよう。

素顔のMrブラウンが最悪の状況から救い出した恩人となり、その結果、本編のように暗い仕事に手を染めていないからからか、今作の世界線では心の傷は抱えつつも"普通の"女性らしいお茶目な一面もある萌郁に。

本編の大部分における被害者・まゆりに次いで、CERNの陰謀さえなければ・・・というifが存分に活きたキャラだと思います


二つ目は、萌郁とオカリンが対峙するシーンの本編オマージュ。
場面に至る経緯は全く違いますが、萌郁のアパートで、彼女の携帯を巡ってオカリンと揉み合う、という場面があります。

"自分の言葉で喋って欲しい"と、メールを打たせまいと手を抑えるオカリン。泣き崩れる萌郁。

今作の世界線での萌郁の嗚咽の理由、本編とは対照的に描かれているようで、あの世界線で精神的に追い詰められ自ら命を絶つまでに至った経緯や彼女の痛ましい姿を思うと、プレイヤーとしても救われる思いになるのでした。

結末は、
明確に恋愛関係に発展しないが予感を含むエンド。
対人関係にたんまり問題抱えてる萌郁の場合、下手に恋愛関係を描くより良かったんじゃないかな。ラボメンに溶け込む萌郁をみても、微笑ましい気持ちに。



▼フェイリス・ニャンニャンルート


「第三次秋葉原メイドカフェ戦争」
秋葉中のメイドカフェを乗っ取らんとするライバル店に、ラボメンも協力し立ち向かう・・・!

ということで、みんなでメイクイーン+ニャン2で働くよ。

メイドさんルートです。※オカリンは執事

ラボメンに助けられながら、それでもなお
"他人に弱味は見せられない"フェイリスの本心は・・・というお話。

父を喪い、殺伐としたビジネスの世界で大人と戦ってきたフェイリス。今回の一件を機に、損得なしで自分を助けてくれるラボメンとの友人関係に対して嬉しさと同時に怖さも感じる。裏切り裏切られる、オトナの付き合いの中では知らなかった"大切なものを失う怖さ"。

そんなフェイリスに、オカリンは「信じろ」と伝える。何があってもラボの一員であることを。みんな一緒だということを・・・


・・・文面にすると陳腐なシナリオっぽい
けど、



本編同様、猫耳キャストオフフェイリスはかわゆいです


"フェイリスの真名に関する魔法"に関して、
亡くなったお父さんに優しく「留未穂」と呼ばれるのが大好きで、それでそれ以外の人に呼ばせないために「フェイリス」で過ごしてきたのかなぁと思わせるのは、彼女の悲しい一面です(本編でも同じかな)

本当は「留未穂」って呼んでくれた人を私が愛してしまう魔法というのは、最愛の父にどうしても重ねてしまう(重なっても構わない位に男性として好き)みたいな意味なんでしょうね。


まぁでも結局、
最後のシーンでは「フェイリス」と「凶真」に戻っちゃう。照れかな?

本編個別ルートで恋愛方面優遇されてる方なので、今作ではあっさりめな印象。





長くなってきたので、
後編に続きます!