趣味:ゲームって言いたい!

ゲームばかりしている日々の記録。主にプレイした作品の紹介、感想を書いてます!

「ライフ イズ ストレンジ」トロコン後感想(ネタバレあり)

8月にフリープレイで配信された「Life Is Strange(ライフイズストレンジ)」をトロフィーコンプしました。

時間を巻き戻す能力を得た主人公がタイムリープを駆使して事件を解決していく学園モノADV。アメリカの田舎町を舞台にした学生生活の描写とシナリオの評価が高く、ずっと気になっていた作品でした。

フリープレイは本作の前日譚にあたる外伝「Life Is Strange: Before the Storm」(9月4日に日本版発売発表)と続編の制作発表が理由かな。

プレイしてみて、洋画・洋ドラを鑑賞する素養のない自分には肌に合わない部分もあったけど、時間巻き戻しをゲーム要素として取り入れたインタラクティブムービーとしては面白かったと思う。
ただ終盤、唐突にサイコホラー的描写を挟んでくるのは本当に勘弁してほしかった…そういうのが極端に苦手なため、それまでの自分の中での評価とか一気に吹き飛んで恐怖しかなかった。ほんとむり(;ω;)

トロコン作業のついでにエンディングを見直し、ようやく”余韻を残す結末”を楽しめた。タイムリープ系物語への没入感の果てを体験できる作品だったなぁと思います。

◆概要

『Life Is Strange』はプレイヤーの選択によって物語の内容が変化するアドベンチャーゲームです。主人公は、オレゴン州の田舎町にある高校で写真を学ぶマックス。突然、時間を巻き戻す力を手に入れた彼女は、5年ぶりに再会した親友のクロエとともに、女子学生レイチェル・アンバーの失踪事件を調べ始めます。

物語の舞台となるアルカディア・ベイは、豊かな自然に囲まれた海沿いの町。(中略)時間を巻き戻す能力との関係は不明ながら、マックスは、この静かな町が巨大な嵐にのみ込まれる白昼夢を何度もみることになります。

プレイヤーは、マックスを操作し、全寮制のブラックウェル高校で学生生活を送っていきますが、マックスの能力によって好きなタイミングで時間を巻き戻すことができます。発言や行動を何度もやり直せば、学校内外の人間関係をうまく築いていけるほか、物理的な危険も回避することができます。ただし、今は良さそうに思える選択が、後々良い結果をもたらすとは限りません……。

Life Is Strange | SQUARE ENIX
公式サイトより引用。


◆トロコンについて

シナリオクリア以外のトロフィーは決められたポイントで写真を撮るものだけ。
こちらのサイトを参考に、
PS4ちゃんねる : Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ) プラチナトロフィー攻略
クリア後チャプターセレクトから抜けを拾いました。

少しだけ面倒なのは、『悪夢』の章。怖い上にステルスをやり直す必要があったので…
もし未プレイの方が読んでいたら、特に"ウォーレンのロッカー"を見つけることと、"2回目のビン集め"はやり逃さないように。ベンチに座ったら話が進んでしまいます!


◆感想(ネタバレあり)

※「シュタインズゲート」との比較も少ししているので、そちらのネタバレにも注意です。

◇「プレイヤーの選択」の重みと物語の結末

「プレイヤーの選択によって物語の内容が変化する」という部分は正直期待外れだった。
登場人物たちとのあいだに好感度フラグがあるようだが、ほとんど主人公への対応が軟化する程度の小さな変化があるのみ。もちろん、その変化が自分の選択に応じて表れるというのは面白いのだけれど、物語の本筋に関わるようなものではないからゲームの演出の域を出ない。こういう細かい点が結末に影響してくる…という構造を勝手に期待してしまっていただけなのだけれど。選択肢が豊富にある&「時間を巻き戻す」力で慎重に選んでいけることで、それぞれの選択に”プレイヤーが選んだ”という重みを強く感じるようになっていたから、その結果が大差ないことに余計に不満を感じたのだろうと思う。

ケイトの生死(私のプレイでは生存)に限っては些細な対応の積み重ねが影響するようだったから、こういう場面がもっと多くあって欲しかった。ビクトリアとか、仲良くなりかけても次の章に入るとまた敵対してるしさ…結局忠告聞いてくれても捕まっちゃうしさ…

クロエの父の生死による分岐、クロエのあの姿を強制ルートでなくプレイヤーの選択で見せられていたら、もっと胸にキタんじゃないかなと思う。


というか、本音を言えば1度結末を迎えてまず思ったのが「真エンド」は無いのか??ということだった。プレイしていて選択の重みを実感したからこそ、都合のいい第三の選択肢が用意されない結末が苦しかったから、”不満”を漏らしたくなったというだけかも。

>クロエを犠牲にする
アルカディア・ベイを犠牲にする

あえて、「〜を救う」という言い方じゃないんだろうなぁ…
この2択に収束する展開。タイムリープのシナリオとしてはありきたりなんだけど、このゲームにおいてはプレイヤーの”選択”への意識を育てることで、それを簡単でなくさせていた。

私はしばらく悩んで、クロエを犠牲にしましたが…どうしてそっちを選ぶのか、自分の中での理由付けをあれこれ考えちゃったよね。
犠牲になる人数の差で?いや違う、数で尊さは計れない。クロエは元々の歴史で死んでいたから運命…?とか。2人だけが生き残ったとして、どういう気持ちでいられるのかとか。

クロエ死亡は一瞬、’’運命は変えられない”と悲観したくもなる終わり方だけど、「この先何があっても2人で過ごした時間は変わらない」というクロエ自身の言葉と、強さを感じる最後のマックスの表情には救いを感じられた。
それに、作中では詳しく語られませんでしたがマックスを度々導いてくれた青い蝶、鹿の亡霊はクロエの人生を救ってあげたいレイチェルの想いだった…と個人的には思ったり。そういう風に考えると、クロエにマックスと幸せな日々を過ごさせたことでレイチェルの願いは達成され、GOOD ENDだったのかなと。

解釈は色々あるかと思いますが、この最後の選択肢で悩むとこが「Life Is Strange」1番の面白いところでした。

ところで、シナリオの基本ラインが似ているシュタインズゲートと比較したくなる。
とある人物の死が契機で歴史が分岐するところから物語が始まり、その人物と交友を深めたあとで、分岐後の歴史の問題を解決するためには最初の分岐点から元の歴史に戻らなくてはならないということが判明する。
そして、改めて分岐点に戻り、どちらの歴史を選び取るか迫られる…

シュタゲにおいては、日常パートを楽しみ、まゆしぃ救出に必死になるうちに最初の分岐点を忘れ、気付いた時に絶望。どちらかしか助けられないなんて…と苦しみながら選んだ後に、第三の選択肢を切り開く!オカリンカッケー!!なストーリーでした。
こっちはこっちで超爽快感あるエンタメで良かった。

「ライフイズストレンジ」にはそういう都合のいい未来は用意されていないからこそ、プレイヤー自らが選ぶ結末にすごく意味がある。
ゲームがプレイヤーに与える影響の大きさをすごく実感する作品でした。




※当然クロエとキスした※

パンクで気の短いクロエには散々苦労させられたマックス(とプレイヤー)だったけど、終わってみればクロエ可愛かったなー。
声優さんの演技も、レイチェルを発見した時に「こんなのあんまりだ」と泣き崩れるところとか。

女子同士の友情、青春ものとしてもとても良かったです。

ただ次はもう少しハッピーなゲームをやりたい気持ちにはなったので笑
PS3シャリーのアトリエ」やろうかなと思います。