趣味:ゲームって言いたい!

リアルで語れないゲーム感想を好きなように書いているブログ。

「魔女と百騎兵」トロコン後感想

花粉症が酷すぎて生活全般が捗らない日々を過ごしてました。

毎年ほとんど症状出ないのに、今年は目、鼻、喉全部ダメ。それでも基本引きこもりだし我慢しようと思ってたら、じんましんまで出た!
花粉症で皮膚症状出るのなんて知らなかったけど、調べたらそういうのもあるとか。

そこでようやく市販薬飲んだら全部ピタッと収まったから、我慢せず早めに対処してれば良かったです。


それはさておき、前回記事で心折れかけてた魔女と百騎兵、何とかトロコンすることができました。

・エログロ要素のあるダークファンタジー(人を選ぶ内容)
・でも、メタリカが好きになるストーリー
・マップが広く、数も多い。シナリオとの比重がアンバランス
・拠点持ち帰りで探索成果取得のシステムとフリーズバグのコンボが凶悪(本体不具合?)

という感じで、トロコンまで遊びきるのは辛いと感じる時間帯もあったけど、終盤~最後のエンディングを見終わるまでの内容で物語(の見方)がガラッと変わるっていうのが面白かったから、遊ぶなら頑張ってバッドエンドまで見るべき!と思いました。

◆概要

魔女と百騎兵 (初回限定版) - PS3

魔女と百騎兵 (初回限定版) - PS3

2013年発売のARPG。ノラ(どこ?)が開発し、日本一ソフトウェアより発売。
Wikipediaによると、CERO:Cだが、当初はZだったとか。

2015年、追加要素ありのPS4移植版魔女と百騎兵 Revival」(ちなみにトロフィー内容は別物で、PS3版の方が簡単らしい)
2017年、続編魔女と百騎兵2」が発売されている。(続編とは言うものの、百騎兵以外の登場人物一新)(シナリオやキャラデザ担当も変更)


私は初回限定版を中古で入手しました。

サントラ、設定資料集(ページ数少なめ)、ねんどろいどぷち「魔女メタリカ

という内容。サントラは2枚組のボリューム、個別で未発売。未使用曲2曲も含まれています。

◇ストーリー

どこかにある、ここではない世界でのお話
大国に隣接した小さな森には、
醜く悪しき「森の魔女」と、
容姿端麗天才的な才能をもった
「沼の魔女」がいました。
二人は互いの魔力を競うように
100年ものあいだ争っていましたが
沼の魔女が伝説の兵士を、
深淵の闇の中で見つけたことでその均衡が崩れます。
……キヒヒ。

魔女と百騎兵 Revival 公式WEBサイトより引用)

◆感想

むやみに時間をかけたくなかったので、パッチ追加のカジュアルモードでプレイ。

プレイ時間は56時間。

◇見下ろし視点の3Dアクションは不満も

正直言って自分は、ゲーム部分はあまり楽しめなかった。
日本一ソフトウェアにとってこれが初の3Dアクション作品だったらしいから、技術的に仕方ない部分もあるのかもしれないが。

基本的にポリゴンが粗い
グラフィックの精度にゲームの面白さを求めないのでそれ自体はいいのだが、全体的に色彩がゲドゲドしいのは最初見づらかった。(だんだん慣れたけど)

下のスクショには写ってないが、見下ろし視点なのに森を覆う木が透過されないのも見づらい。

↑は、序盤に危うく詰みかけた場面。ゴーレムを倒すと仕掛け解除の鍵が手に入るはずのところで、何回倒しても鍵が出現しなかった。百騎兵のレベルが高すぎて、ゴーレムが「絶望」状態で消滅してしまってたのが原因。カジュアルモードの思わぬ弊害

マップ戦闘ではカジュアルモードだからかほとんど□ボタン連打で、苦戦したらレベル上げすれば済んだ。
が、ボス戦はそうもいかず、戦術トーチカを駆使してむしろ百騎兵が直接戦わないように立ち回る方が多くなってたのが面白かった。砲台が効く相手は砲台、的が大きいなら弓矢とか。何かしらをデコイとして召喚するのは必須!って感じ。

微妙だなーって思ったのは以下の点とか。

・レア武器掘りの意味が薄い
・武器切り替えが面倒
・使い勝手が悪い槌
・毒がキツイ
・敵の攻撃を受けて転ぶと、立ち上がるまでに無敵時間がない→複数的に囲まれてハマる時がある

武器が敵からのドロップが基本(店売り性能低い&高価)でハックアンドスラッシュ要素があるが、毎章進めるとワンランク上の武器がドロップするようになるので途中で粘る価値が無い。5種の武器、レア度が4段階、魔紋が1~5、レア度が高い武器には二つ名(特殊効果)付きと、吟味しがいがありそうな仕組みと噛み合ってなかった。

特定攻撃しか効かない敵も多少いたが、そういうのは武器の付け替えが面倒でスルー。カジュアルモードの難易度では、魔紋1~5の順番(並べると攻撃力にボーナス倍率)だけ意識して、槌以外の武器から攻撃力高いのをセットするくらいしか考えなくてもほとんど問題なかった。

状態異常が全体的に強力で、特に毒がうっとおしい。固定ダメージじゃなくて体力最大値に対する割合の減少?とにかく減りが早くて、即座に毒消ししないとそれで死にかけるとかもあった。フィールドの毒地雷も結構多いし。

◇フリーズ3回、強制終了2回

前回記事の時点で3回だったけど、そこから更に2回増えました。やーきついっす。不満の多いゲームシステムに加えて、やる気をゴリゴリ削いだ。

以下、不具合発生個所と状況、思い当たる原因について。

・ジャンプ入手後、チョコラータ花里にてピラー解放したあとマップに出ようとしたら暗転フリーズ。BGMだけ流れ続ける
→建物の多いマップを素早く移動したことによる処理落ち?

・夜会乱入戦で、メタリカの必殺技直後にフリーズ。
→直前にメタリカのメテオで処理落ちっぽい挙動

フリーズ状態なのが分かる、百騎兵被弾状態を撮影できている直撮り写真。

王国地下遺跡、探索中何の前触れもなくソフト強制終了。(PSホーム画面に戻る)

・ゲーム開始時のセーブデータ読み込みでフリーズ。
→再起動時、ファイルシステムのチェック・修復が発生。無事起動(ひやひやした…)

・終幕、ウーズの森でアニマ稼ぎ中に突然ソフトリセット。(PSホーム戻らず勝手にソフト再起動)


…ソフトの問題なのかPS3本体の問題なのか、ですが
魔女と百騎兵 攻略wiki
こちらを見ると結構報告多いしソフトの問題ってことでいいのかなぁ。

◇シナリオ(ネタバレあり)

◆エログロ要素

マーリカに対する仕打ち、そしてこのスクショの場面と…

ヴァレンティーヌに虐げられ下僕扱いされていたコリゴンたち。ボス戦後メタリカが「動けない御主人を”介抱”してやれ」と言うと豹変…
序盤、メタリカの悪逆無道っぷりをプレイヤーに知らしめるためにしても酷い描写で、これは人を選ぶゲームだなーと思いながらプレイしていた。
中盤もまぁ台詞にピー音が頻発するくらいでどうということはなかったし、序盤のメタリカの所業も背景が見えてきたり、マーリカの件にはフォローが入ったりして、安心させてからの…

トゥルーエンド。
これは耐え難かった。この部分の描写は書けない。

だがそれが、メタリカの怒りに同調して12章へと繋がっていく感情にはなっていたから、ゲームの面白みという点では成功していたと言わざるをえない。

エログロというと色物っぽい印象になりがちだが、このゲームに関してはそういう風に内容と合致した「ダーク・ファンタジー」を構成する一要素となっている。

◆11章まで(トゥルーエンド)と終幕まで(バッドエンド)でガラッと変わる物語

感想書こうにも色々と複雑なので、まずちょっとあらすじを書きます。

沼の魔女として、一人で生きてきたメタリカ百騎兵との出会いを始まりとして、各地のピラーを解放していく。そのうちに、王国に渦巻く陰謀と魔女たちの争いに自身も巻き込まれ、いつしか親しくなっていたビスコを取り返そうと奮闘する。

メタリカが実はとある魔女によって植えられた種が育った存在で、沼の魔力を使い果たして消える運命…という事実が判明(メタリカは知らない)して、互いに慣れない形ながらも育まれていくビスコとの関係を通してメタリカが成長?していくお話に、みえた…というのが、エンディング迎える直前まで。

ところどころ引っかかる描写(ウツシって?、ルッキーニィ目が死んでて怪しい、ビスコに沼耐性あるの何故?、幼少期メタリカに百騎兵が会ってたのは?とか)はあったものの、ここまでふつーにプレイして結末は「自由悪逆のメタリカが改心して沼消してハッピーエンド/世界滅亡なんて知らん!と生きる悪い魔女エンド」みたいな感じかなって予想していた。

しかし…最後に本性を明らかにしたトトペペとルッキーニィ。星詠みの力で「世界の滅亡」を知っていたルッキーニィは、その未来を変える可能性をメタリカと百騎兵に賭けていた。が、変わらなかった。
偽王トトペペによってビスコが死亡。メタリカ、百騎兵も力尽きる…(トゥルーエンド)


事前に外道魔女3体を倒し、ルート分岐してくバッドエンドから、話は大きく変わっていった。

トゥルーと同じく、ビスコ死亡。メタリカと百騎兵は一時撤退します。

続く12章・前編では、プリマヴェーラ学園」編というこれまでの物語とは全く異なる話が展開する。(裏花=トーラスという名のメタリカに似た少女など登場する学園モノ)

そして、百騎兵が目を覚ましたのはメタリカが”ワタシの世界”と呼ぶ場所だった。

「ここは数多の世界の残骸で出来た妄念の世界。いわば仮初の世界だ。だが、ここの事象は現実でもある。」

平行世界が互いに影響しあう世界観、そこでメタリカは「世界を再構成する力」を手に入れたので(何故かはよくわからない)、元の世界のビスコを生き返らせるべく、この”ワタシの世界”を破壊しつくせ!と百騎兵に命じます。その破片で再編するとかなんとか…


11章までにも「幼少期メタリカとマーリカ、森の魔女が交流した世界」に百騎兵が介入するエピソードがあったので、あの時点ではゲームイベント的な過去回想に絡めた百騎兵の時間跳躍能力??とも思えたのでよくわからなかったのですが、ここからお話は平行世界の存在が中心になっていきます。(それまでにも示唆する描写は散発していた。チュートリアルの謎空間、魔女会の開催地、裏世界、百騎兵の伝説などなど…でもそれ以上に、”目の前の出来事”で進んでいく話に注目させられていた)

12章・後半、”ワタシの世界”の歪みから世界の楔を破壊していき、崩壊させるメタリカと百騎兵。
このへんの話をプレイしてる時は、テイルズオブエクシリア2」っぽいなーと感じていた。同じく平行世界もので、世界の因子を破壊して元の世界に還元していくとことか。それと比べると「魔女と百騎兵」における平行世界は、”互いの世界の干渉”が明確(ウツシ、同一存在の寿命のリンク?、歪み破壊→淀みイベント)。


”ワタシの世界”崩壊を完遂して、再構築が成功した元の世界に戻って…ビスコが蘇り、ハッピーエンド!かと思いきや、そうはならなかった。そして…なおもビスコ復活を諦めないメタリカは、ついに大魔女ウルカ(幼少期メタリカを育てた、生み出した森の魔女)と再会する。

大魔女ウルカが1000年前に討伐した、朧なる神ニケの真実。
メタリカもここで己に課せられた使命を知り、マーリカ、そしてウルカ自身の責務と隠しきれない愛情と…

沼の妖精マーニィ=アグニは、全く気がついてなかった。

ラスボス戦。怖い怖い強い!!!でシナリオ吹っ飛んだw5回くらいやり直したかな…

スクショ撮るのも嫌なグロさだったんで、気になる方は検索してみて下さい。正体判明して、明るい台詞の裏に隠されていた深い深い恨みの恐ろしさを知った怖さ、というのもある。


感想書くにあたって、11章までの伏線など意識してなかったとこは思い出せない部分も多くて、こちらのブログの考察を参考にさせていただいたとこが大きいです。
d.hatena.ne.jp

2周目プレイで気になる点を書き出してくれてます。しゅごい。


で、結局この「魔女と百騎兵」の平行世界を理解していこうとすると、細かいとこでよく分からないなーとはなるのですがw

個人的解釈のポイントはこんな感じ。

メタリカのウツシは妊娠症状だった>
<ヴェライエ・ヘールゼン=ビスコの母=夜会前に出会った盲いた魔女>
<トルーデ=リカ>(どの時点の分岐??)
ビスコは出自的に耐魔能力が高かった(魔女能力があった)>

クリア時点で、最後の最後にこの台詞を見たときには、

直感的にメタリカビスコの母!?って思ったのですが、ヴェライエとウルカの会話シーンを見返してみるとどうも微妙だったんですよね。

ヴェライエに「これで、この忌まわしき記憶の沼は消えるのでしょうか…?」という台詞があって、どうも彼女は姓のヘールゼンから、古の13魔女との関連から見た方が良さそう。そして後に王と恋に落ち、妾としてビスコを産み、正妻なんかに疎まれた結果の盲目や流刑地でのあの姿だったと。

メタリカのウツシが妊娠っぽかったのと結びつけて、メタリカビスコの奇妙な友人関係が実は平行世界で母娘だったから…という結びもキレイでいいなと思ったのですが。

トルーデ=リカは、「…でも、覚えておいて。あなたは、”今”、”この世界”のビスコール様を切り捨てるの。」の台詞からビスコ復活を一度諦めたリカ…と思えるけど、物語中のメタリカからの分岐とすると<ビスコ諦め=メタリカが封印=封印から解放されるのは、沼が尽きた時。メタリカ死亡>と分岐しようがないんですよねぇ。


数多世界の中でも唯一存在であるニケと百騎兵が居ることの影響とか、考え出すともうわかんないですねー。

「世界から世界へ渡り歩き、無限に広がる、可能性を閉ざす者。」
「過剰に広がり続ける平行世界を抑制する者。」
「神というより、数多世界の外側に住まう者というべき存在。」

(ネザリアの解説)


うーん。色々考えてはみましたが、納得する筋道は見つかりません。
ということで、個人的に都合のいいように解釈すると

世界樹の種が、平行世界の”リカ”の上に芽吹き、”メタリカ”を生んだ>

っていうのが素敵かなーと思いました。世界にはそもそも”リカ”という存在(が生まれる素地)があって、ウルカがやったことはあくまでそれを”沼で、世界樹の種から生まれる存在”にしたというだけ、という説。これなら”ワタシの世界”でも”ミデア”でもないどこかで、そういう生まれ方をしなかったリカがビスコと出会って何やかんやあって救えなくて、トルーデになって…って、時間遡行して幻影投射してるあたりは説明できないんですが。

ラストカットのメタリカ再誕が、沼浄化のためだけに生み出されたと思われていた彼女の存在が、本当は”世界にとっての予定調和”だったってことなら嬉しいなって。

◇音楽

ディスガイア」で聴きなじんだいつもの佐藤天平サウンドって感じはしましたが、全般的に良かったです。魔女テーマの妖しさ、鬱屈具合が滲むような雰囲気の楽曲が多い。

とりあえず挙げるのは、安定の拠点曲。

Magical House

Magical House

ボス戦(対魔女戦)。

百輪の薔薇

百輪の薔薇

あとは、夜会戦で気分を盛り上げた「Dear Metalicaとか。渓谷のフィールド曲とか好みだったなぁ。iTunesにあるのは限られた楽曲のみのよう。



余談スペース

二ノ国2」朝一に届いた!!!

発売までにこの記事と、あと逆転裁判6」もクリアしたので感想書いておきたかったけど間に合いませんでした。
一言だけ書いておくと、6>5>4の順に面白かった。が、4話は浮いてた。最大の不満は真宵ちゃんの霊媒。あんなのヒドイよ…


もう我慢できないので、二ノ国やってきます!!!