趣味:ゲームって言いたい!

リアルで語れないゲーム感想を好きなように書いているブログ。

「テイルズオブベルセリア」クリア後感想(後編)

前編

からの、続きです。


◇〜40h

エレノアーライフィセットーベルベットの三角関係
色々あって、色々判明。
ベルベット絶望→再燃からの、マギルゥの本名からのメルキオル戦が熱かった!

テレサとオスカー姉弟を殺してしまう展開は流石のベルベットもキツイ…というのはドラマチックな反面、今までだってそれ以上の悪事働いてたぞと内心ツッコミ。でも、これは「弟を姉の目の前で殺す」という自身のトラウマと重ねて特別に傷つくこと自体が彼女の身勝手さの描写といえるのでOK。

ロクロウとエレノアのフラグが立ち始めて、ウザさがどんどん募るw
ベルベットを絶望させることこそが敵の狙いと判明したが、ライフィセットを「私の聖隷」発言とか、無自覚でベルベットを孤独に追いやるエレノア。あれ?やっぱ聖寮のスパイじゃね?

アルトリウスが妻子を失った経緯が明らかになったが、ベルベットとほぼ同じ悲劇に遭いなぜ穢れなかったか。
「個よりも全」の大義の前の殺人、人体実験、もろもろは穢れないで、一方、個人的な憎しみの感情では容易に穢れるという設定。このバランスの悪さがやはり気になる。
偽善でもなんでも建前で蓋をして、情に溺れなければ穢れないということ??

ライフィセットが弟扱いから脱して自分の意志でベルベットを救う成長を見せた場面、そしてマギルゥの真実と奮闘個人的に今作で一番、結末より盛り上がった。

道化にしか見えなかった衣装も可愛く見えてくる不思議。


◇〜50h

カノヌシ正体判明から四大叩き起こしまで
シグレ、メルキオル戦でロクロウとマギルゥの決着

サブイベントにて、
自分の仇を目の前にし即座に復讐に染まるエレノア。やっぱ結局そうなんじゃん…他人事だったから平気で、自分ごとになると穢れる。そのくせ他人を非難する人間だったということ。
たとえ傷つける側に回っても、苦しさを噛み締めて耐えればおーけー?なにそれ?

それに「強く生きなさい」と母に守られたエレノアと、義兄に人としての自分と弟を殺され、弟にも裏切られてのベルベットとじゃ比較にならない。
復讐果たして、穢れないで済んだのはベルベットたちのおかげで。故郷が滅んで聖寮で保護されて育ったエレノア(ベルベットは独房で業魔喰って3年)は圧倒的に環境に恵まれてるのに、「エレノアの心が強い」の論調には「ロゼすごい!」がフラッシュバック。それを言えるベルベットの方がすごいと思う(こう思わせるのが狙いか!?)

ライフィセット以外で、そのことを一番分かってるのは実はマギルゥじゃないか。
深く傷ついた者同士、傷舐めあって癒し合うのでもなく、同情も無く対等に、ぶつかりあってわかり合う感じ。やり取りは会話や精神的なものだったけど、よくある男の河原で殴り合い〜的な空気を感じた。ベルベット&マギルゥの好敵手関係すき。


リーヴイベントにて、
ライフィセット「僕はベルベットと違って失ってないから、何も考えずにできたのかもしれない」と。ここがエレノアと違うとこよね…


シグレ戦後、「夜桜あんみつ」
エレノア&ロクロウフラグ続々。というか、ロクロウがシグレへの刺客と判明して

エレノア+ロクロウ=ロゼ+アリーシャ
(ロクロウ、ロゼ=小太刀二刀流、暗殺者、悪い意味でピュア)
(エレノア、アリーシャ=涙目、槍、リボン、ピュアで民を守る責任感強い)

って計算式がほぼほぼ確立されたじゃないですかー。やだー。

メルキオル戦。
草花ひとつで戦況がひっくり返る描写に、多くを語らないマギルゥとの関係が示唆されるというのがスマートで良かった。今作で2番目に好きなシーン。


◇〜ラスボス撃破まで

ラスダン突入前サブイベ大量発生(5h)
長ーいラスダン攻略、雑魚戦50回(3h)

ストーリー途中にサブイベ少なかった分、ここにきてPTメンバーのキャライベが一斉に発生。テイルズは元々キャラゲーらしく仲間それぞれの因縁を描いてきたシリーズだけど、今作は本編をベルベット焦点に集約したストーリーで、でもやっぱりお約束は捨てられなくて、無理やりここに詰め込んだという印象。

たぶん全部サブイベ消化してから、ラスダンへ。長い道のりだったけど、ダンジョンBGMと戦闘BGMが途切れない仕様でそれなりにテンション保てた(でもやっぱ長い)

そして結末。前作に続きまた自己犠牲EDか…
でも今作は、ベルベットの悪事のオトシマエとして確定的に明らかな流れ。ダークサイド主人公で始まっても「テイルズだから」英雄的な結びになるのは予想できたけど、おりこうな結末がつまらない…

抑えが効いてたことに疑問は残るけど、アルトリウスがしっかり穢れてたというのは一貫した感じがして良かった。「お前たちが死ねば良かったと思ってた」という告白も。それをあれだけ穏やかに受け止めるベルベットも。


ifなエンドロールは新鮮。姉弟が無限にみる夢って感じかな。

でもこの物語はゼスティリアに繋がっていて。
ライフィセット(=マオテラス)が穢れ、アイゼンもドラゴン化って結末付いてるからなぁ…未来に希望を託す!と言っても1000年後のスレイも大して〆れてない。この世界の業と文明破壊の繰り返しの歴史は、止まらないんだなぁという無常感。…リアリティ重視なのかもしれないが、なんとも複雑な気持ちのエンディングだった。




本編シリアスなので自重して、クリア後に初めてビジュアル変更。うさみみかわいい

他にも、

  • 聖隷が内的要因で穢れない設定(アイゼン)はズルい
  • メルキオル=導師の闇が必要ってロゼ擁護キライ

とか気になった。
「男は理で動き、女は情で動く」みたいな対比を根底に感じたのも、気持ちのいいものではなかったかなぁ。それと、女キャラの母性、慈愛を描くのは女主人公もののセオリーって感じで退屈。(テイルズ初単独女主人公だから仕方ないか)

一方、「業魔に堕ちた人間は二度と戻れない」というのも不公平で嫌な世界設定だなと思ってたから、ベルベットがこれにリセットかけたのには多少スッキリ感があった。けど、世界は再び穢れで溢れるのよね。

結局のところエレノアに対する不満はロゼと「穢れ」の設定で、ゼスティリアの呪いはいまだ尾を引いていた…。


不満ばかり長々書いてしまった気がするが、それだけ色々書きたくなるくらいハマったということ。どんどん先に進めたくなるストーリーだったし、楽しかったです。
戦闘のキャラの使い勝手とかは、トロコンできたらその記事で書こうかな。クリア後に攻略情報解禁したところ秘奥義見逃し判明で2周目確定してるし、できるかわからないけど。