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リアルで語れないゲーム感想を好きなように書いているブログ。

「華ヤカ哉、我ガ一族」クリア後感想(1)博、茂ルート

全ルートクリアしたので感想を。長くなったので分割して投稿していきます。

昨年の「下天の華」プレイ以来の乙女ゲーム。イケメンとの恋愛にメンタル疲労を癒してもらう目的でしたが、全体的に悲恋寄りの内容(結末ではなく過程がシリアス)で、しかも攻略順後半のキャラの方が好みだったため、忍耐力が試されました…

大正というちょいレアな時代設定、財閥のお屋敷という舞台の非日常感、そこで展開する使用人ヒロインと御曹司との禁断の恋…という当初期待するものより、御兄弟の仲の良さを愛でるゲームだったという感想が強い。(「おそ松さん」的な楽しみ方)

華ヤカ哉、我ガ一族(通常版) - PSP

華ヤカ哉、我ガ一族(通常版) - PSP

◆概要

2010年、オトメイト発売の恋愛ADV。FD、リメイク作品は以下の通り。

・「華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク」(PSP
・「華ヤカ哉、我ガ一族 黄昏ポウラスタ」(PSP
・「華ヤカ哉、我ガ一族 モダンノスタルジィ」(VITA)(初代の移植)
・「華ヤカ哉、我ガ一族 幻燈ノスタルジィ」(VITA)(FD2作品の移植)

PSP版をプレイしましたが、YouTubeにあるVITA移植版PVの方を載せてます。

PS Vita「華ヤカ哉、我ガ一族 モダンノスタルジィ」 プロモーションムービー
キャラ紹介に使用されてるのは新規絵ですが、システムの新要素以外は基本的に同じ内容のゲーム…だと思う。

◇ストーリー

時は大正時代。
明治より西洋の文化を取り入れた日本は、大正に入ると大きな発展を遂げていた。

そんな中、銀行や貿易業など、ひと際派手な事業を展開する宮ノ杜財閥は、日本を代表する財閥のひとつであった。
たった一代で財閥を築き上げた宮ノ杜当主、宮ノ杜玄一郎は、ある日突然引退宣言をし、六人の息子のうち、誰か一人に全ての財産を譲ると宣言した。

一方、貧しい家に生まれた少女はる(主人公)は、父の病をきっかけに工場を辞め、畑仕事に精を出す日々を送っていた。
そんなある日、宮ノ杜関係者たちとの出逢いが、彼女の運命を大きく変えることとなる。

宮ノ杜家で使用人として働くことになったはるは、個性豊かな六人の兄弟達、そして宮ノ杜を取り巻く人々に翻弄されつつも、持ち前の元気で乗り切っていこうとするが・・・・・・?
公式サイトより引用)

◇名前設定について

システム面でひとつだけ。(データインストールしてもなおロードの数、長さに不満はあるがPSPなので…)

デフォルト名「浅木はる」で遊ぶ場合は問題ないが、変更する場合
「おーーちゃん」「ーー吉」と呼んでくるキャラがいるので注意!

こういう時はあだ名の設定を個別にさせてくれればいいのに、下の名前をそのまま使う仕様なので、名前によっては違和感ある呼び方になるっていうトラップになってます。(よくある三文字名とか大抵無理じゃないかなー)

今作はデフォ名呼びあるし自分もそれで遊ぶこともありますが、今回は変えてて引っ掛かりました…。デフォ名はヒロインに増して愛着湧くけど、変更して音声では「君」「貴様」「おい!」等その場に応じて呼び方変わるのも結構好きなんですよね。

◆感想(攻略順)

攻略順は、
博→茂→勇→進→正→雅→(隠し)
今回は、博、茂ルートの感想です。隠しキャラ含めてネタバレあり

なお、恋愛ADVながらコンプ要素が多い作品(依頼、アイテム、オバケ撮影、誕プレ等)でしたが、トロフィーのあるVITA版ならまだしもPSP版なんで、依頼・オバケコンプはしても全誕プレや「使用人ハ見タ」の入手まではしてません。
隠しキャラ以外のBADエンドも、1周目博ルートで見てTRUEのイベント短縮なだけぽかったので、それ以降狙わず。

それとPV、OP見ればわかるんですけど、全員異母兄弟でそれぞれの母親は各キャラストーリーに大きく関わります。息子たちともはやニコイチ。プロフィールは基本公式サイトからの引用ですが、そのへん追加してます。

※感想中は主人公名「はる」、各キャラは本編中の「ーー様」呼びがしっくりくるので一部それで書いてるところも(「ーー様カッコイー!♡」的なノリで書いてる訳ではない)


◇五男・宮ノ杜博(CV.岸尾だいすけ

宮ノ杜博スチル(公式HPより)

すぐに夢中になるがすぐ飽きる。
新しい道具を開発し、後世に名を残すことが夢。
尋常高等学校七年生。18歳。
母は現首相の娘。

「ゴミ!クズ!自害しろ!」って暴言吐かれまくる新米使用人としての日々。プレイヤーとしては特に傷つきはしなかったけど、1周目は兄弟の中で最も親しみやすい博様から攻略。それに第一印象で、見た目も属性的にも1番好みに近かったので。(思った以上に幼くて、結局萌えなかったけど)

「でへへ!」「むふっ!」とか言って、末っ子の雅が少し大人びた面もあるぶん幼さ全開なキャラクター。同い年キャラということもあり、好奇心旺盛な彼がちょっかいかけて、いちいち素朴な反応をするはるちゃんと親しくなっていくというのは分かりやすかった。

ただ無邪気でほんわかした恋愛なのはいいけど、「恋愛ってなに?」ってとこからのスタートなのには流石に驚いたかな。(他の兄弟をプレイするうち、「結婚=縁談」で「恋愛」の概念が無い時代性の表現なのだと気づいたけど。この時点では、博は精神的に幼いからそんなもんかと受け止めてた)

二人の仲が進展するも、身分の違いという障害、そして洋行の打診。
中盤は、やりたいことが見つけられないっていう博自身の問題で洋行を決意するのに、それに対して寂しさを感じる(でも使用人の立場じゃ言えない)はるちゃんと、関係をはっきりさせないまま安易に「待っていて」と言う博の間ですれ違うストーリー。

はるちゃんは使用人の立場、年齢的に次の縁談がきたら断れない自分のことを募る想いに反比例して理解していくけど、博の方が全然分かってないんですよね。友達関係と区別ついてなかったり、恋愛感情を自覚したかと思えば家柄の問題を無視して「結婚すれば万事解決!」と暴走したり。

序盤の仲良くなってく過程、手を繋いで喜んだり…って場面はほほえましくてとても良かったんだけど、中盤以降問題に直面して、年齢的にあまりにも自分の立場に無自覚で、わーわー叫び散らすような子供っぽい姿にはちょっと萎えた。

終盤には精神的な成長を見せたけど、結局はどうにもならない家柄の問題を前に「今を楽しむ」という結論で、落とし所どーする?と思ったらお別れエンド……若くて未熟な二人に訪れた妥当な結末って感じ。博的には「今の自分がはるの人生を縛っちゃいけない」っていう深い愛情なんだろうなーってのも分かるけど…

エピローグで、洋行した後もお互い想い続けてる(文通は使用人仲間のたえちゃんがこっそりしてる)ってので悲恋は回避しても、甘さが足りない!!!
1周目だからもう飢餓感がヤバイ

と思ったら、「画廊」に後日談が追加されていた。
洋行を終えた5年後、無事再会して結ばれる二人。
めでたしめでたしなんだけど、5年後博くんはスチルの顔と声色と口調と全然変わっててもはや誰。短髪茂兄さん?
二次元キャラの成長表現って難しいですね(´・ω・)


◇三男・宮ノ杜茂(CV.前田剛)

宮ノ杜茂スチル(公式HPより)

自由奔放で縛られることを嫌う。
楽天的で宮ノ杜の財産にはあまり興味がない。
時々芸者をしているらしいが…?26歳。
母は元芸妓で、玄一郎に水揚げされた。現在は料亭を営んでいる。

今後の周回を円滑にするため攻略情報を見て博ルートをもう一周。(1周目別棟の鍵貰えなかった→図書室の鍵のために再度博ルート)「依頼」コンプとアイテム収集を終えて、それから2周目に入りました。

使用人に対しても優しい言動で、飄々として女慣れした感じのキャラクターとの恋愛かな~と思っていたら全然違った。攻略開始すると個別前の共通ルートイベントからすでに豹変して、誕生日プレゼント渡したら目の前で投げ捨てられる、「君と話してるとイライラする」等々。

その理由が、はるちゃんの素直さ、純粋さへの苛立ちでまるっきり八つ当たりなのが良くなかった。
芸者の子として生まれた劣等感がそもそもあって、加えて両親が結婚した経緯(別の客の脅迫から助けるための水揚げ、玄一郎には仕事上メリットがあった)からも自分の存在価値が分からないで生きてきたみたいだけど。恋愛関係以前の段階で年下のはるちゃんにそれをぶつけるのは格好良くない。

当主争奪戦が始まり、玄一郎から明かされた「名家生まれの兄二人の次に、蔑まれる芸者の子として生まれる子に興味があった」という事実(事実?あの人の真意って全然読めないけど)に激昂してっていう場面は流石に可哀そうと思ったけど、そこからはるちゃんの献身的な支えに絆されて…って展開の納得感には繋がっても、彼の魅力にはならないし、はるちゃんの方が惹かれた理由が分からないな…。

終盤の立ち直ってく過程も母の静子さんから「玄一郎様に愛情があって結婚した」と教えて貰って救われたりと、茂自身が行動してどうにかした印象が薄かったのも、魅力的に感じなかった一因。

最後ははるちゃんの家の婿養子に。
なんていうか、すましたキャラの黒い本音とか実は情けない姿に萌えるっていう時もあるけど、茂様は第一印象が良いぶんの悪いギャップと理不尽に攻撃的なのが良くなかったのかな…うじうじしてる時間帯も長すぎた。


※余談・ブログ記事の文字表示サイズを変更してみました

購読しているこちらの記事から、
文字の大きさだけでこんなにも違うものなのか - とある転勤族の移住生活
こちらの記事を参考にして、
「うわっ…はてなブログ、読みにくすぎ…!」最大の原因はコレ - オークニズム
文字サイズが大きくなるようにしました。

ちょうど、なんか読みにくいなーって思ってたんですよね。
スクロール量は若干増えてしまうかもしれませんが、文字装飾が無い真っ黒な状態でも読みやすくなった気がするのでこれでいこうかなと思います。
参考になる記事をありがとうございます。