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「華ヤカ哉、我ガ一族」クリア後感想(4)隠しルート、総評

前回

◆感想(攻略順)(※注意書き再記)

攻略順は、
博→茂→勇→進→正→雅→(隠し)
今回は隠しキャラルート感想と総評です。隠しキャラの正体含めてネタバレあり

なお、恋愛ADVながらコンプ要素が多い作品(依頼、アイテム、オバケ撮影、誕プレ等)でしたが、トロフィーのあるVITA版ならまだしもPSP版なんで、依頼・オバケコンプはしても全誕プレや「使用人ハ見タ」の入手まではしてません。
隠しキャラ以外のBADエンドも、1周目博ルートで見てTRUEのイベント短縮なだけぽかったので、それ以降狙わず。

それとPV、OP見ればわかるんですけど、全員異母兄弟でそれぞれの母親は各キャラストーリーに大きく関わります。息子たちともはやニコイチ。プロフィールは基本公式サイトからの引用ですが、そのへん追加してます。

※感想中は主人公名「はる」、各キャラは本編中の「ーー様」呼びがしっくりくるので一部それで書いてるところも(「ーー様カッコイー!♡」的なノリで書いてる訳ではない)


◇隠しキャラ・御杜守(CV.泰勇気)

ネタバレありと明記した上なので書きますが、正体は宮ノ杜守というもう一人の兄弟。26歳。
亡き母を苦しめた澄田サナ江、見捨てた玄一郎とのうのうと育った6人の兄弟に強烈な恨みを持ち、他キャラルートでは暗殺者として襲ってくる謎の敵役でした。

使用人として兄弟に仕える、という制約の多い本編から解き放たれた隠しキャラらしい展開が見どころで、守の隠れ家に同棲しちゃうのはほんとズルかった。身分差の恋っていう6人全員に付きまとってたハードルがないぶん、目新しく、クドさもないし。

玄一郎こそ殺せないもののこのルートでも暗殺者としての仕事は果たしてしまうし、人殺しの彼とどうにかなるっていうのはなかなか難しいお話。
だけど、はるちゃんの「してはならぬ事だからしてはならぬ」理論はちょっと物足りなかったかな…現実的にそれはそうなんだけど、物語にするからには常識を語って説得するのじゃ根拠に欠けて困る。
そんな簡単な言葉でも従ってくれる守さんは従順な犬っぽくて可愛いんですけどね…w

隠しキャラらしく真相解明ルート、悪役の裏側ってだけで面白いような話。それに加えて糖度も高めで、わりと序盤から「好きになりたいし、好きになってもらいたい」だっけ?とか、守からはるへの矢印が強くて必要とされてる感じが恋愛ゲーム感強くて良かったですね。愛される、追いかけられる展開は大抵のキャラだったら素直に喜んじゃう。

ただこのルートは何より、兄弟6人がほとんど登場しなくなるのが辛かった!最後にプレイして彼のそれなりに幸せ結末が見られたのは良かったけど、御兄弟がキャッキャしてないとどうにも「華ヤカ」やってる感が薄い。
FDというか続編では最初から兄弟の一員として登場するようなので、兄弟たちとの絡みが今から楽しみ。


◆総評

ということで、自分は雅推しです。

プレイ前の印象順だと、

博>>勇、茂、進>正、雅

って横並びだったけど、クリア後の好き順は

雅>正>守>>博>進>勇、茂

って感じかな。

ストーリーは、正のとこでも書いたけど悲恋の演出からハッピーエンドへ~って流れが全員に共通してて、そのためにキャラの言動がシナリオに引っ張られるような場面(急に気持ちの伝え方が下手になったり、突き放したり)が多々あるのが気になった。

また現当主・玄一郎がシナリオに対してかなりの影響力を持ってて、この人の思惑一つで恋路が左右されていくのはなんだかシナリオとしては都合良い設定で面白くない。どんなに浮世離れしたものでも、何か定まった玄一郎の考えが見えてくればいいのですが、単に最悪なタイミングの最悪な発言で障害をもたらす人、だったので。

主人公はるちゃんの性格もそこまで好きにはなれなかったな…攻略対象たちが惹かれることの納得感という意味で。田舎の娘らしい純朴さが受けたっぽいけど、間が良かった感じが否めない。

彼女の言動もまたシナリオの都合によるところが多々あって、彼女自身のキャラクターの芯っていうのが見出せなかったからかもしれない。使用人っていう設定上、言動、行動範囲の制約がキツいのはわかるけど。

6人兄弟が攻略対象っていう設定上、ひとつの舞台、同じイベントスケジュールなのに話を差別化していかなければならない。その中で王道の長男、有能末っ子、敵役っていうはっきりした内容で作れるシナリオは良くて、真ん中の兄弟たちがそんなにピンとくる物語じゃなかったのは残念。

あとこれはどうでもいいことだけど、学生の時分ならまだしも現在の自分からすると「姑同伴ゲー」ってのは心理的ハードルがありましたw
クリアしてみると、だいたい良い人なんですが。


茂、進あたりは別キャラルートでは良いお兄さんたちで素敵なんですよね。勇兄さんは、個別ルート後は言動のあほさが際立って感じて可愛いし、博は変わらぬ安心感があって。
と、個別ルートでは微妙だった人たちもキャラだけみれば結構好き、というのは「華ヤカ」の魅力?かもしれません。

収集要素の「音声記録」、兄弟2人ずつの会話オンリーイベントは、可愛すぎてたまりませんでした。

もはやドラマチックな物語なんて要らないから、御兄弟の日常シーンだけ延々と眺めてたい(本編全否定)



最後に、いくつか特に好きだったBGMについて。
ゲームタイトル画面などで流れるテーマBGM「華ヤカ哉、我ガ一族」は、ベタっぽくはあるけどOP曲より作品の雰囲気をよく表してると思う。
華麗で、でも裏に何かが渦巻くとあるお屋敷の日々。レトロな魅力と予感。

華ヤカ哉、我ガ一族

華ヤカ哉、我ガ一族

  • Triodesign
  • アニメ
  • ¥150

そして一番は、ED曲「キネオラマ」
ED直前のイベントで流れ始め、エンドロールへ…

キネオラマ

キネオラマ

  • Annabel
  • アニメ
  • ¥250

これだけで、一層高まるものがありました。憂い気な歌声と三拍子の浪漫。
乙女ゲーっぽい曲ではあるのだけど、その色眼鏡を抜きにして試聴してみてほしい曲です。
(なんか知ってる名前?と思って調べたら、「アーシャ」で「Altair」、「エスカ&ロジー」で「空の傷痕」、「シャリー」で「Aquamarine」を歌われてた方だった)


そんな感じです。
「キネオラマ」が脳内エンドレスリピート中…そしたら良いシーンばっか思い出して、このゲームに対する感想がプレイ後やや良い方向に傾きつつある。ED曲って大事。

続編の「キネマモザイク」は手元にあるので、そのうち再会したいなーと思います。