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「リトルプリンセス マール王国の人形姫2」クリア後感想

※新年最初の感想記事は、年末までにクリアしてたものです(;^ω^)感想自体はほぼ書きあげていたのですが短めの内容になってます。

リトルプリンセス マール王国の人形姫2」…これは名作
もちろん古い作品だから物足りない部分、気になるところはある。
それでも前作の不満点をほとんど解消し、手を入れ尽くしたって感じる出来には、2作続けてプレイしていてとても満足度が高かった。

ミュージカル風RPGとして作ろうとしたものが、「2」でやっと実現した感もあった。

※前作感想はこちらに少し。
monak8-game.hatenablog.jp

作品紹介

前作の主人公コルネットが無事王子様と結ばれて、子供が生まれて…
成長した娘・クルルが今作の主人公。
王女ながら母親ゆずりのおてんばで、いつも城を抜け出しては叱られている。
「自分もいつか王子様と」と夢見る少女が、とある無口な少年と出会って…?

簡単なストーリーは↑な感じ。
コルネットのライバルで親友だったエトワールの娘・クレアがクルルの親友として登場。他にもお城の騎士ランディ、ソニアといった人物が冒険に加わります。

前作が「おとぎ話の男女逆転劇」としか言えないシンプルなお話だったのに対して、今作はクルルを中心に、愛、子供から大人への成長といったテーマをしっかり描いた物語になっていました。(前作が放置した設定も伏線として拾いつつ)

また、すごく90年代少女漫画の懐かしみを感じる要素が多かった。この辺りは後述します。


今回もPSアーカイブスをVITAでプレイ。
ずっと以前にフリープレイ配信だったもの。

ちなみに前作は攻略情報に頼ってしまったけど、今回は無しでクリアしました!

プレイ時間は約17h
自力クリアは嬉しいが、仲間になる人形などかなり見逃した要素も多くてしょんぼりでもある(´・ω・`)

感想

前作の不満点の解消

前作の感想を書いた際に挙げた不満点は以下だった。

  • 敵モンスターが仲間になることがある。が、戦闘不能=消滅!?
  • 人形ユニットがどのタイミングの加入でもレベル1。レベル上げの手間、色々試しづらい
  • コピペダンジョンに迷う&高いエンカウント率の面倒コンボ
  • シナリオ進行の導線が甘い。次どこ行けばいいの?ってなる

「2」では、これらを悉く解決!簡単に書くとこんな感じかな。

  • 戦闘システムは大幅変更。
  • 人形(モンスター)はその時に応じたレベルで加入。
  • ダンジョンは基本横移動でシンプル化。エンカ率は多少抑えられた
  • シナリオ進行メモの追加

前作が余りにもわかりやすい欠点が多かった…とも言える(;^ω^)
しかしこうまできちんと改良されているのが分かると、プレイしていて興奮するのもまた事実。

「シナリオ進行メモ」はククルの日記という形になっていたりと、遊び心満載なのもとても良かった。
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とってもテキトーで時々毒舌な内容もクスッとした。


戦闘システムの変更についてもう少し詳しく書くと、

上が前作のスクショ。
技演出中でちょっとわかりづらいですが、見下ろし視点のシミュレーション風。ユニットを移動させて戦います。人形は1ユニットとして参戦。
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(ラストバトル、マージョリーのオメガスター強すぎwwの図)

「2」では、横視点のコマンドRPGになりました。人形はあらかじめパートナーに設定しておいて魔法を発動する、「サモンナイト」の召喚獣のような扱いに。
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右上に「Ic.」と表示されているのは所持金で、これが人形の魔法を使用するためのエネルギーでもあるというのが特徴。
要するに「お金=MP」「プリンセスは金の亡者」的な?(未プレイ。タイトルだけ見て言ってる)

人形の扱いが格下げ?になったのは、「人形と話せる女の子」っていうせっかくの本シリーズの特色が…って感じはしたものの、色んな魔法を覚える人形(モンスター)を付け替える楽しみを得やすい。戦闘システムとしてはより良いものになっていた。

MP制廃止は…魔法バンバン使用してもお金の枯渇を危惧することは一度もない需給バランス。実質魔法撃ち放題!
これにより中盤以降の雑魚戦は最強全体攻撃魔法で1ターン撃破を繰り返すだけの作業になってしまったが、サクサク進めるので嫌いじゃない大味さだった。
戦闘を一番に楽しむっていう作品でもないしね。

ドット絵、音楽…彩り豊かな表現の結集が「ミュージカル」

正直…「1」をプレイしても、『ミュージカル風の魅力ってなに?』って思ってました。

楽曲が良い、キャラが良い、ドット絵が良い。
でもキャラクターが”歌ってる”から何なんだろうって。

でも、「2」は凄かった。
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NPC含めぐりぐり動くドット絵。
明るい曲あり、しっとりもあり。
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「1」の時点ではボーカルBGMが流れる凄さ(+キャラが口パクしてて、なるほど”歌ってる”のねー)って程度の印象だったものが、「2」ではしっかりミュージカルとして成立してると感じました。なんでだろう…絵がよく動いたからかな。

ちなみに、「1」のミュージカルシーンはこんな感じ。
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そしてこっちは「2」のほぼ同じ場所なんだけど、そもそもグラ、背景に更に磨きがかかってるのがよくわかる。
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他に民家の内装、敵キャラの部屋、バリエ豊かな戦闘背景…と全体的にすごく細かいところまで描き込まれていて、旧き良きRPGっぽさを感じました。


音楽面の進化も著しい(と、シロウトながら思う)。
前作は、佐藤天平さんらしさを感じる曲がまだ少なかったんですよね。古い作品だからかと思っていたけど…。
「2」には”らしさ”を感じる、原点とも思える曲がいくつかありました。

特に好きなのはダンジョンBGM、チェロのテーマ、マージョリー軍団戦闘BGM(中BOSS曲?)。(曲名不明)
可愛い世界の中でほんの少しスパイスとなるダンジョン曲、お茶目で魅力的な悪役…といったところが「ディスガイア」シリーズの悪魔的且つ可愛らしい世界観・楽曲群と根本的に繋がってる気がしました。

それからローゼンクイーンランドBGMも!
ディスガイア」のローゼンクイーン商会、名称だけかと思ったら曲もここからアレンジなんですねー!!

おてんば王女の初恋物語

主人公のクルル(名前が前作知ってると…なのは言わずもがな)と、お淑やかなお嬢様のクレア(毒舌、微笑みながら拳銃!)の二人は親友。
そしてクールな王子様?役チェロは、第一印象サイアクな出会い。(↑のスクショ参照)

この構図に、自分は世代的にセーラームーン」「CCさくら」「神風怪盗ジャンヌを思い出しました。
クルルが冒険の中で直面する課題も含めて、当時の少女漫画的。(「なかよし」「りぼん」「ちゃお」あたりのね)

話のひねりはあまり無いけど、前作の「おとぎ話」よりはキャラクター描写も丁寧だし、感情移入できる物語になっていたと思う。

前作プレイヤーへのファンサービス的ですが、
ラストシーン、コルネット(母)ようやくの登場にはホロリとしました。
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悲しいこともあるけれど、ひたすら優しい世界のお話。
癒されるRPGです。