ファイアーエムブレム・ティアリングサーガシリーズの演奏楽団「Ritter der Musik」さん。
先月ごろ、ゲーム音楽系のコンサートに行きたいなーと色々調べていたときに開催情報を知り、偶然にも家から行きやすい場所!(若干居住地バレ?まぁいいか)しかも入場無料!そして近年ハマっている「ファイアーエムブレム」に特化した楽団となれば…!
基本ソロ充でゲームしてるので、こういったイベントごと(しかも個人主催のもの)は参加したことなかったのですが、思い切って行ってみました。
公式Twitterではハッシュタグ付けての感想を求められてましたが、Twitterやってないので自分はこの場末ブログで。アクセス数次第では検索に引っ掛かって、演者さんの目にも触れる…?かもしれない。
HP:Ritter der Musik 〜旋律の同志達〜
プログラム(帰宅後撮影)
今回は「if」中心の演奏ということで、この表紙。ちびキャラ兄弟かわいい!
中身も丁寧な曲紹介、イラスト挿絵、コラム(~歴代軍師の軌跡~と題しての軍師キャラ寸評)、ユニット紹介(メンバー紹介)で作品・キャラ愛を語る…と、シリーズファンの愛情がたっぷり。演奏間の休憩時間についつい読み込んでしまって、全然休憩できなかったw
◆曲目
【第一部】
- Fire Emblem Main Thema
- 聖戦の系譜より「親世代メドレー」~序章(聖騎士誕生)/第1章(精霊の森の少女)/第2章(アグストリアの動乱)/第3章(獅子王エルトシャン)/第4章(空を舞う)/第5章(運命の扉)~
- 覚醒より「宿命」
【第二部】ifより
- その手が拓く未来は
- 黄昏をつれて
- 支援会話曲メドレー~闇夜の祈り/宵闇に踊る/追憶の窓辺に~
- 正義は何処に
【第三部】ifより
- いつかきた旅路
- 光射す彼方へ
- 白夜26章 暗夜王子マークス&暗夜25章 白夜王子リョウマ メドレー~すべての星は堕ちて/慟哭/荊をその身に/荊をその身に~轟/温もりは還らず~
- すべての路の果てに~地
- if~ひとり思う~
プログラムに書かれている↑に加えて、開演時間前のプレコンサートで
- 解放への勇進(アルムマップBGM)
- ミラの加護とともに(セリカマップBGM)
(Echoes~もう一人の英雄王~より)
アンコールで、
- Life Returns~Dawn Awekens
- Fire Emblem Main Thema~RdM 4th Concert Encore Version~
と、かなりの曲数!楽器演奏できない人間なのでわからないけど、これだけ準備できるのってスゴイんじゃないかなぁと思う。
この中だと私は「聖戦の系譜」「Echoes」「蒼炎の軌跡・暁の女神」が未プレイで、プレ・アンコールのおまけ感が楽しめなかったのはちょっと残念。「聖戦」の一部はサントラで予習してて、あとFEH使用曲(聖騎士誕生)も分かったから良かったけど。「蒼炎」サントラは所持してて、でもやはりゲーム体験と結びつかないぶん記憶が弱かった…プレイせねば。
◆感想
◇覚醒より「宿命」
覚醒は、自分が初めてプレイしたFE。
各パートが個々に演奏し、それが一つにまとまる展開…そんな中でクロム軍の足跡を表現したというスネアドラムが響いていて、覚醒からの演奏はこの曲だけながら、ゲームプレイの思い出が甦りました。最近はFEHで「宿命~炎」の方を聴く機会の方が多かったけど、曲調に緩急あるこちらも良いですね。
◇その手が拓く未来は
OPムービー後半曲。荒々しいスタートのこの曲から第二部が始まり、曲の世界に一気に意識を持ってかれる感覚は本編プレイ時同様の体験でした。
映像ではアクアが激しくダンスするあたり、このテンポで音合わせるのは大変そう(素人並みの感想)それだけに、盛り上がったとこでバーン!と〆る曲終わりが超気持ち良さそうだった。
◇白夜26章 暗夜王子マークス&暗夜25章 白夜王子リョウマ メドレー
ネタバレも辞さず選曲された内容の長兄メドレー。最も演奏時間が長く、演奏にも一層の気合を感じました。それが伝わってきたし、聴いてるうちに浸ってしまい、ゲームの内容が思い出されて胸がつまった。
「荊をその身に」は、個人的にifの中でも特に好きな曲。シリアス全開で、こういった心情曲はあまり好まないのだけれど…そういう曲がたいていゲームシーンから切り離して聴いたときに浮いてしまうのと違って、この曲は単品でも想像でもってける威力があるというか。悲壮感と切なさと、覚悟と…
しかも今回、「~轟」へのメドレーが、まんまゲーム中のマップ→戦闘のシームレスなBGM変化で!そこのとこを聴かせてもらえただけでももう、良かったです。
◇if~ひとり思う~
アンコール前ラストはifといえば、なこの曲。
アクア歌唱部分の一部、管楽器でアクアコスされてた方のソロパートがものすごく良かったです。ていうか色白で、細身の方で、似合いすぎてた…!
…曲目ごとの感想はこんな感じです。音楽知識乏しくてどう書いていいやら分からない。つらい。
書き忘れてましたが、演奏者の方々は8割がたコスプレされてて、そういう意味でもFEへの熱を感じるようで楽しかったです。
自分がわかった範囲だと、
カムイ男、カムイ女(カムイ二人ともコスレベル高い。ピアノ奏者でマント垂れる背姿が綺麗でした)、ジョーカー、ディーア(バイオリン親子で横並び尊い。紳士的な雰囲気も似合ってた)、騎馬リン(毛皮背負ってたしあえての騎馬リン…!)、ニュクス(かな?)、キヌ、ベロア(こちらも親子横並び。ケモノ可愛いよね…!)、マルス、ルキナ(英雄王と共にクオリティ高い。ブーツ可愛い)、エリーゼ(あのロリ衣装がハマってるのはヤバイ)、ツクヨミ(個人的にいちばん好きなコス)、アンナ(if版かな?ケープでなか白なの可愛いよね)、アクア、シグレ(唐突なお着換えにびっくりw歌唱素敵でした)、ヒナタ(かな?奮迅師匠!)、カミラ(色気すごい。コントラバスっていうの?似合う!)、レオン(トマト!ローブはあれ裏返しでは…なかったのかな)、ディアドラ(聖魔リオンかと思ったけど、髪ウェーブだったしこっちかな)、ドニ(鍋!アイディアの勝利w)、オーブ(ネタ枠!遠目で初見はifの真実の口みたいな敵魔物かと思った。途中外してたのはやっぱ見づらかったんだろうか)、フェーちゃん(可愛い可愛い可愛い)
…と、今書いてる時点で思い出せなかった方がいたら申し訳ないけど、だいたいわかったと思う!
ただ一人だけ、赤い髪色&服装のコスの方だけ完全に分からなかった。コスレベル高かったからたぶん未プレイ作品のやつ且つFEH未実装キャラなんじゃないかなと思う…ぐぬぬ…
フェーちゃんの方は、ディ○ニーでよくあるフード付きタオルフェーちゃん風にしてるプチコスみたいな感じで、ちょっと小柄な方がパーカッションっていうのもあって非常に萌えました。
会場外展示も用意されてました。
兜の展示は漆黒!ですよね?(FEHでしか知らないので自信ない)
戦禍で武器を忘れた次は、兜をここに置いていったか…
アクリルスタンドも良いなぁ。
こういう感じでパンフ表紙絵のちびキャラのグッズとか販売されてたら、買っちゃっただろうなぁ。
ゲスト参加型の投票対戦!好きな名(迷)言に投票と、ある意味FEH本家より盛り上がる内容なんじゃなかろうか。
私は、
私は強い・・・私は賢い・・・
私は美しい・・・私は正しい・・・
誰よりも・・・誰よりもだっ!
(封印の剣/ナーシェン)
に投票してきましたw
ちなみに自分で選ぶんだったら何かなーと思って、過去のプレイ日記を見返してみた中だとコレですかね。
優秀ですから私の魔道に対する
卓越したルネスの歴史が愛と共に・・・
(アスレイとの支援Aイベントにて)(聖魔の光石/ルーテ)
(【FE聖魔】プレイ日記3 11〜12章(エイリーク&ゼト支援A) - 趣味:ゲームって言いたい!)
挙げられてる「センシガルシアノムスコロス」も良いですがw
というわけで演奏会、演奏以外も含めてとても楽しかったです。
自分も好きなゲームシリーズをこよなく愛する人たちの活動を見せてもらえるのって楽しいですね。
個人的に今回でこういうのに行くハードルが下がったので、都合がつけばまた行ってみたいです。